4日、大井競馬場で行われた黒潮盃(3歳・ダート1800m、1着賞金2500万円)では、的場文男騎手騎乗の2番人気キョウエイプライド(牡3、大井・阪本一栄厩舎)が、道中中団待機策から直線では最後方待機から追い込んだ7番人気アイチャンルックを1.1/2馬身差抑えて快勝。勝ちタイムは1分53秒3(良)。圧倒的1番人気(単勝160円)に支持された東京ダービー馬アジュディミツオーは、道中好位につけ3角から進出していったが、2着からさらにクビ差の3着に、3番人気ベルモントストームは道中逃げたものの直線伸びず4着にそれぞれ敗れている。
勝ったキョウエイプライドは父アジュディケーティング、母アマノカミ(その父カウンテスアップ)という血統。03年6月に大井競馬場でデビューし(8着)、3戦目で勝ち上がり。南関東クラシック戦線では羽田盃で2着、東京ダービーで2着、ジャパンダートダービー(交流G1)で3着といずれも惜敗していた。今回の勝利で重賞初制覇。通算成績15戦5勝。鞍上の的場文男騎手は同レース6勝目、管理する阪本一栄調教師は同レース初制覇。