函館11R・マリーンS(ダート1700m)は、押して先手を奪った3番人気のエーシンモアオバーが、そのまま押し切り逃走Vを決めた。前走は自分の競馬ができずに10着に敗れたが、きょうは本来のスタイルで巻き返しに成功。一昨年に続きこのレース2勝目を飾った。勝ちタイムは1分44秒2。2着には3/4馬身差で9番人気のアドバンスウェイ、3着には3/4馬身差で6番人気のサクラロミオ。なお、1番人気のキクノアポロは5着に敗れた。
JRA通算1800勝と、自身の区切りの勝利にもなった藤田は「逃げればいい競馬ができると思っていた。ただ、きょうくらいの行きっぷりでは一線級に入ると見劣る。いろいろと注文がつくだろう」と、やや辛口なジャッジだった。
提供:デイリースポーツ