真夏のダービーに向けて、パージ快勝

2004年08月09日 17:28

 現地時間8日、米・サラトガ競馬場で行われたジムダンディS(3歳、米G2・ダート9f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗のパージ Purge(牡3、米・T.プレッチャー厩舎)が好位追走から先に抜け出すと、ブルーグラスS(米G1)を制した実績馬で1番人気に支持されたザクリフズエッジ The Cliff's Edgeに4.1/2馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分47秒5(良)。なお、3位入線のエディントン Eddingtonは4着に降着となっている。

 勝ったパージは、父Pulpit、母Copelan's Bid Girl(その父Copelan)という血統。3月レベルS(米G1)では、今年の米2冠馬で、3日に引退が発表されたスマーティージョーンズ Smarty Jones(牡3、米・J.サーヴィス厩舎)の2着に好走。5月のピーターパンS(米G2)を6.3/4馬身差圧勝し、前走のベルモントSでは単勝6倍の2番人気に支持されたが、バードストーン Birdstone(牡3、米・N.ジトー厩舎)の9着に大敗していた。8月28日に米・サラトガ競馬場で行われるトラヴァーズS(米G1・ダート10f)の有力馬に浮上した。

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