ヨークシャーオークス、良血クイルが圧勝

2004年08月19日 20:37

 現地時間18日、英・ヨーク競馬場で行われたヨークシャーオークス(3歳牝、英G1・芝12f)は、K.ファロン騎手騎乗の2番人気クイル Quiff(牝3、英・S.ビン・スルール厩舎)が、5番人気ポンギー Pongeeに11馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分38秒3(重)。1番人気に支持された愛オークス(愛G1)2着馬パンクティリアス Punctiliousは勝ち馬から約21.1/2馬身差の4着に大敗した。なお、英オークス(英G1)、愛オークス(愛G1)をともに制覇したウイジャボード Ouija Board(牝3、英・EAL.ダンロップ厩舎)は出走を取り消している。

 勝ったクイルは、父Sadler's Wells、母が99年1000ギニー(英G1)を制したWince(その父Selkirk)という血統。近親にはスキミング Skimming(牡8、父Nureyev、パシフィッククラシック-米G1)のほか、レイズスズラン(牡10、父Woodman、浦和記念-交流G2)や、97年シンザン記念(G3)2着馬ホッコービューティ(牝10、父Gulch)などがいる。デビューから2戦目、今年5月に英・ソールズベリー競馬場で行われたメイドン(未出走)レース(芝10f)で初勝利を挙げると、前走のリブルスデイルS(英G2)では1番人気に支持されるも、パンクティリアス Punctiliousから3馬身差の3着に敗れていた。重賞初勝利で、通算成績は4戦2勝。次走は9月11日の英セントレジャー(英G1)か、9月12日のヴェルメイユ賞(仏G1)を予定している。

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