小倉2歳Sへ出走を予定しているラヴァーズポイント(撮影:井内利彰)
先週の小倉芝1200m牝馬限定の新馬戦を快勝したラヴァーズポイント(栗東・境直行厩舎)。中1週で再度小倉への輸送となるが、今朝も小坂忠士騎手(レースでも騎乗予定)が跨って、CWでのキャンターを1周半。「元気いっぱい。間隔もないから、来週軽くやって、小倉へ連れて行くつもりです」と担当する富菜勇二厩務員。境直行厩舎の前に在籍した森秀行厩舎では、モーリスドゲスト賞を制したシーキングザパールを担当していたベテランだが、それ以来の重賞制覇のチャンスがやってきた。
西園正都厩舎はマイネルエテルネル、マイネヴァイザーの2頭出し。エテルネルはフェニックス賞への登録もあったが「使おうと思えば、使える状態だったけど、結果的には自重して正解でした。23日の坂路の動きも良かったし、来週しっかりやれば大丈夫だと思います」と西園正都調教師。
ヴァイザーは前走が未勝利勝ち。「すでに4戦していますが、前走の勝ち時計(1分8秒6)はフェニックス賞の勝ち時計(1分8秒4)と比べても遜色ありませんし、楽しみにしていますよ」と師。気になるのはレース展開だが「エテルネルはスピードの違いで先行すると思います。ヴァイザーは前走と同じような中団より少し前の位置で競馬することになるでしょうね」ということだった。なお鞍上は、エテルネルが引き続き、和田竜二騎手。ヴァイザーに川須栄彦騎手の予定となっている。(取材:井内利彰)