G1・9勝の名牝、スカイビューティ死亡

2004年08月23日 20:28

 現地時間20日、94年のエクリプス賞最優秀古馬牝馬スカイビューティ Sky Beauty(牝14、父Blushing Groom)が、蹄葉炎のため7月2日に繋養先のケンタッキー州クリークビューファーム死亡していたことが明らかになった。

 スカイビューティは、父Blushing Groom、母メイプルジンスキー(その父Nijinsky)という血統で、叔父にデイジュール Dayjur(父Danzig、スプリントC-英G1)がいる。2歳時に、メイトロンS(米G1)を含む5勝をあげたスカイビューティーは、93、94年の2年間で、エイコーンS、G1マザーグースS、CCAオークス(全て米G1)のNY牝馬3冠を達成など、重賞10勝(うちG1・9勝)をあげ、94年度エクリプス賞最優秀古馬牝馬に輝いた。通算成績21戦15勝で、ケンタッキー州のウィコンブハウス・スタッドに繁殖入りすると、米3勝のストーミングビューティ Storming Beauty(牝6、父Storm Cat)などを輩出した。99年のキーンランド・ノーベンバーセールで、285万ドル(約3億2000万円)でジョン・マグナー氏に売却されると、その後3年連続でStorm Catと交配され、今年は5月28日に最後の産駒(牡)が誕生していた。

 03年12月に18歳で死亡した同馬の母メイプルジンスキー(父Nijinsky)は、一時期日本でも繋養され、種牡馬入りしたロードメイプル(牡9、父A.P.Indy)などを輩出している。

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