現地時間22日、米・サラトガ競馬場で行われたサラトガBCH(3歳上、米G2・ダート10f)は、C.ヴェラスケス騎手騎乗の5番人気イヴニングアタイア Evening Attire(セン6、米・P.ケリー厩舎)が、道中後方待機から直線では先に抜け出した1番人気のファニーサイド Funny Cide(セン4、米・T.バークレー厩舎)に5馬身突き放し圧勝した。勝ちタイムは2分00秒8(良)。さらに3.3/4馬身差の3着は、2番人気ボウマンズバンド Bowman's Bandが入った。
勝ったイヴニングアタイアは、父ブラックタイアフェアー、母Concolour(その父Our Native)という血統。今年4月のエクセルシオールBCH(米G3)では、ファニーサイドから1/2馬身差の2着に敗れていたが、今回は5馬身差の圧勝劇となった。通算成績は35戦11勝。管理するP.ケリー調教師によると、今後は02年に制しているジョッキークラブゴールドC(米G1)に向かう予定。一方、2着に破れた昨年の2冠馬ファニーサイドは、今年に入ってから、エクセルシオ
ールBCHは勝利したものの、メトロポリタンH(米G1)5着、マサチューセッツH(米G2)2着、サバーバンH(G1)3着に続く敗戦となった。