ローズSへ出走予定のヴィルシーナ(撮影:井内利彰)
【ヴィルシーナ】
今週のローズSへ出走予定。「少し背が伸びたくらいで、あとは大きな変化はありませんね。北海道でしっかり休養できたので、馬体に余裕がある状態で帰厩しましたが、しっかり調教本数を積んだので、太目が残るということはないと思います」と友道康夫調教師。
【フレールジャック】
先週の西宮Sを快勝。「結果はもちろんですが、レース当日に落ち着きがあったことが収穫でしたね。前走後は北海道でじっくりと休養したんですが、その効果もあったのかも知れません」と師。次走に関しては「ポートアイランドS(9月30日・阪神芝1600m)を予定しています」ということで、今後はマイル路線を歩むことになりそうだ。
【ドコフクカゼ】
札幌ダート1700mの未勝利戦を勝ち上がって、いったん栗東へ帰厩。すぐにグリーンウッドへ放牧へ出された。師からは「プラタナス賞(10月13日・東京ダート1600m)を岩田康誠騎手で予定しています」ということで、来週、栗東へ帰厩する予定となっている。
【ソウルファイター】
札幌芝1800mの新馬戦を快勝。「来週、牧場に様子を見に行くので、それから確定すると思いますが、今のところは9月下旬から10月に入ってから栗東へ帰厩する予定。芝1800mか芝2000mあたりを使うことになると思います」と師。
【ミライエ】
今夏に函館競馬場でゲート試験に合格し、現在はノーザンF早来で調整中のラシンティランテの半妹。「ノーザンF天栄経由で13日に栗東へ入厩予定。雰囲気があって、いいバネをしていますよ」と師。牧場での調教もかなり進んでおり、10月13日(土)京都芝1600m(牝)を福永祐一騎手でデビューする予定。
【シナジーウィスパー】
2011年天皇賞秋優勝馬トーセンジョーダンの半妹。「現在ノーザンFしがらきで調整中。京都開催でのデビューを視野に入れていましたが、無理せずにじっくりと仕上げていきます」と師。
【ランギロア】
ヴィルシーナの半弟。師は「牧場での調整のピッチがなかなか上がりませんね。無理をすることもないと思いますし、様子を見ながらじっくりと進めてもらう予定です。入厩時期などに関しては全くの未定ですが、年内は厳しいかも知れません」とのこと。(取材:井内利彰)