13日、浦和競馬場で行われた第23回オーバルスプリント(3歳以上オープン、ダ1400m、1着賞金2100万円)は、直線早め先頭に立った後藤浩輝騎手騎乗の2番人気アースサウンド(牝5、美浦・和田正道)が、直線大外から鋭く追い上げてきた7番人気トーセンアレス(浦和)をハナ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分28秒0(良)。
さらにクビ差の3着に3番人気デュアルスウォードが入った。なお、1番人気ダイショウジェットは更に2馬身1/2差の4着に敗れている。
アースサウンドは、父Yes It's True、母Leilani's Song、その父Fit to Fightというアメリカ生まれの外国産。今回の勝利は通算6勝目で、自身重賞初制覇。
なお、後藤騎手は5月6日のNHKマイルCで落馬。頸椎骨折の疑い、および頸髄不全損と診断され、約4か月間レースから遠ざかっていたが、8日の中山競馬1日目から戦線に復帰。今回の勝利は、復帰後初白星で嬉しい重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆アースサウンド(牝5)
父:Yes It's True
母:Leilani's Song
母父:Fit to Fight
厩舎:美浦・和田正道
通算成績:22戦6勝(うち重賞1勝、JRA5勝)