中団を追走した2番人気トロワボヌール(牝、父バゴ、美浦・畠山吉)が息の長い末脚を繰り出しデビューV。勝負どころで外を回って追い上げると、ラストまでしっかり脚を使って抜け出した。勝ちタイムは1分51秒4。1馬身1/4差の2着は6番人気のエルインペレイター、さらに鼻差の3着には逃げた9番人気のセクシイサウンドが入った。なお、1番人気のアラバンサスはゴール前の不利もあり、11着に敗れた。
母は03年のデイリー杯クイーンCを勝ち、オークスでスティルインラブの2着だったチューニー。母の手綱も取っていた後藤は「着差以上に強い内容だった。母は気性の激しいところはあったが、落ち着きがある。賢い馬だし、このまま順調なら楽しみ」と将来性を高く評価した。
提供:デイリースポーツ