POG注目のネオウィズダムが帰厩、次走は萩Sを予定(撮影:井内利彰)
もはや馬券検討には欠かせない要素となった“ノーザンファームしがらき”など近郊牧場からのトレセン入厩情報。競馬専門紙・スポーツ新聞では、なかなか取り上げられていない近郊牧場からのトレセン入厩情報を、netkeiba.comではノーザンファームしがらき組を中心にレポートします。(取材・写真:井内利彰)
先週は2007年中山大障害を制したメルシーエイタイム(栗東・武宏平厩舎)が山下育成場(鹿児島県)から10月11日に帰厩。2010年フラワーCを勝っているオウケンサクラ(栗東・音無秀孝厩舎)は10月12日に小松トレーニングセンターから帰厩している。
今週ピックアップしたのは10月11日にノーザンファームしがらきから帰厩したネオウィズダム(栗東・矢作芳人厩舎)。未勝利戦1着後に放牧へ出されていたが、POGでも大注目の一頭だけに、今後の動向を含めて、矢作芳人調教師に話を伺った。
―まずは前走の勝利、レース内容から振り返っていただいてよろしいですか?
「早いペースで前に行って、そのまま押し切ったというレース内容は良かったと思います。ただまだまだ遊びながら走っている部分もあるので、そのあたりの精神的な面が成長してこないと、上では通用しないでしょう」
―裏を返せば、まだまだ成長の余地ある状態で勝てたというのは大きいですよね?
「そうですね。ジョッキー(内田博幸騎手)もそのあたりを把握していたから早目のレースをしてくれたんでしょう。まだ能力を出し切っていないので、これからが楽しみですね。次走は萩S(10月27日・京都芝1800m)を内田博幸騎手で予定しています」
なお先週、ノーザンファームしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。
10月10日
アドマイヤブルー
シシリアンキング
ダノンバラード
ニシノワン
フラゴリーネ
ミッキーサクセス
ミッキードリーム
ローブティサージュ
母プリンセスカメリア
母アルウェン
10月11日
インバルコ
カーヴィシャス
ネオウィズダム
リスヴェリアート
リッチラヴィーニュ
ルミナスウイング
母プリンセスミラクル
10月12日
ケイト
タイセイシュバリエ
バリローチェ
ミッキーヘネシー
モユルオモイ
ロケットダイヴ
10月13日
アドマイヤプリンス
クィーンズバーン
ディパッション
母スリリングヴィクトリー