3日、盛岡競馬場で行われた第3回知床賞(2歳・ダ1400m・1着250万円)は、道中4・5番手を追走していた阿部英俊騎手騎乗の8番人気ミネサランサジャ(北海道)が気合をつけながら4コーナーで2番手まで浮上すると、直線向いて道中大逃げを打った7番人気ワタリルーブル(岩手)を捕らえ、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒6(稍重)。
さらに2.1/2馬身差の3着に、中団から追い上げた5番人気コスモアックス(北海道)が入った。なお、2番人気サクラタイシ(北海道)は5着、1番人気マンセイグレネード(岩手)は8着に敗れている。
勝ったミネサランサジャは、父アドマイヤドン、母サニーハシレ、その父サニーブライアンという血統。近走は地元北海道で苦戦が続いていたが、今回盛岡に遠征して8月8日の門別8R・アタックチャレンジ2歳未勝利以来4走ぶりの通算2勝目。自身初めての重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ミネサランサジャ(牝2)
父:アドマイヤドン
母:サニーハシレ
母父:サニーブライアン
厩舎:北海道・林和弘
通算成績:9戦2勝(重賞1勝)