7日、園田競馬場で行われた第9回兵庫クイーンカップ(3歳上・牝・ダ1700m・1着250万円)は、スタート立ち遅れて道中は後方待機策となった吉田晃浩騎手騎乗の2番人気ロッソトウショウ(牝7、金沢・佐藤茂厩舎)が3〜4コーナーで押して先行集団との差を詰めてくると、直線向いて大外から一気に差し切り、道中3番手追走からゴール前で脚を伸ばした4番人気マンボビーン(牝4、兵庫・野田学厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒3(良)。
さらに1/2馬身差の3着に、4番手追走から4コーナーで早め先頭に立った3番人気エーシンリジル(牝5、兵庫・橋本忠男厩舎)が入った。なお、1番人気エーシンアガペー(牝5、兵庫・橋本忠男厩舎)は3〜4コーナーで一気に動くも失速し、5着に敗れている。
勝ったロッソトウショウは、父マーベラスサンデー、母キートウショウ、その父Nureyevという血統。前走は交流重賞・レディスプレリュード(大井)に挑戦して9着に敗れていたが、地区重賞に戻って巻き返しに成功。通算13勝目が、自身3度目の重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ロッソトウショウ(牝7)
父:マーベラスサンデー
母:キートウショウ
母父:Nureyev
厩舎:金沢・佐藤茂
通算成績:37戦13勝(うちJRA26戦4勝、重賞3勝)