インから抜け出したスズノネイロが切れ味見せ完勝/東京新馬(撮影:下野雄規)
11日、東京競馬場で行われた3R・メイクデビュー東京(2歳新馬・芝1400m)は、道中中団のインで待機していた勝浦正樹騎手騎乗の4番人気スズノネイロ(牝2、美浦・高橋裕厩舎)が、残り400mで前を捕らえて一気に抜け出しを図るとゴールまでその脚まったく衰えず、同じく中団待機から直線外に持ち出されて伸びた1番人気レッドオーヴァル(牝2、栗東・安田隆行厩舎)の追撃を抑え、最後は1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分23秒7(良)。
さらに4馬身差と離れた3着に、ゴール前で急浮上した6番人気ムードティアラ(牝2、美浦・上原博之厩舎)が入った。なお、3番人気トーホウギルス(牡2、美浦・田中清隆)は4着、2番人気ハーマンミュート(牡2、栗東・藤原英昭)は6着に敗れている。
勝ったスズノネイロは、父デュランダル、母アグレス、その父ジェイドロバリーという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆スズノネイロ(牝2)
騎手:勝浦正樹
厩舎:美浦・高橋裕
父:デュランダル
母:アグレス
母父:ジェイドロバリー
馬主:高樽さゆり
生産者:山本牧場