良血キズナが大外から豪快に差し切って快勝。いざクラシックへ!/黄菊賞
11日、京都競馬場で行われた黄菊賞(2歳・500万・芝1800m)は、スタート五分に出て道中は中団後方でじっと我慢していた佐藤哲三騎手騎乗の1番人気キズナ(牡2、栗東・佐々木晶三厩舎)が、3〜4コーナーも楽な手応えで最後の直線へ。各馬が一団となる中、馬場の大外に持ち出されると残り200mを切ってまとめて差し切り、最後に内から追い上げた2番人気トーセンパワフル(牡2、栗東・角居勝彦厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒8(稍重)。
さらにクビ差の3着に、ゴール前でしぶとく脚を伸ばした5番人気カラフルブラッサム(牝2、栗東・鈴木孝志厩舎)が入った。なお、3番人気ガムザッティ(牝2、栗東・平田修厩舎)は8着に敗れている。
勝ったキズナは、父ディープインパクト、母キャットクイル、その父Storm Catという血統。半姉ファレノプシスは、00年エリザベス女王杯、98年桜花賞・秋華賞など重賞4勝。
自身は10月7日の新馬戦(京都芝1800m)に続いての差し切り完勝で、今後の重賞路線進出へ向けても改めて好素材をアピールする一戦となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆キズナ(牡2)
騎手:佐藤哲三
厩舎:栗東・佐々木晶三
父:ディープインパクト
母:キャットクイル
母父:Storm Cat
馬主:前田晋二
生産者:ノースヒルズ
通算成績:2戦2勝
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