現地時間19日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたラフィアンH(3歳上牝、米G1・ダート8.5f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗の1番人気サイト
シーク Sightseek(牝5、米・J.
ロバート厩舎)が、道中好位追走から3角過ぎで先頭に立つと、後続に11.1/4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分41秒5(良)。2着には4番人気ポーカスホーカス Pocus Hocus、さらに1/2馬身差の3着には2番人気
ミスローレン Miss Lorenが入った。
勝ったサイト
シークは、父Distant View、母Viviana(その父Nureyev)という血統で、近親にはメドウランズBCS(米G2)を制したボウマンズバンド
Bowman's Band(牡6、米・H.ジャーケン厩舎、父Dixieland Band)がいる。02年7月の3歳時にデビューすると、以降12戦8勝2着4回という連対を外さない堅実な走りで、03年のヒューマナディスタフH、オグデンフィップスH、ゴーフォーワンドH、ベルデイムSと米G1を4連勝。その後BCディスタフ(米G1)4着で初めて連対を外すと、続くサンタ
モニカH(米G1)も4着。前々走のオグデンフィップスH(米G1)でG1・10勝の
アゼリ Azeri(牝6、米・D.
ルーカス厩舎)を破りG1・5勝目を挙げるも、前走のゴーフォーワンドH(米G1)では
アゼリの2着に敗れていた。通算成績は19戦11勝(重賞9勝、うちG1・6勝)。