帰厩したゴールドシップ、有馬記念へ向け調整中(撮影:井内利彰)
「牧場から帰厩する」という表現を聞けば、休ませて、イチから仕上げ直すというイメージを持っている競馬ファンも少なくないだろうが、最近はトレセン近郊の牧場設備が充実しており、休みというよりはトレセンでの馬体状態をキープしながら、精神的にリフレッシュするという感覚が強い。
ジャパンカップダートに出走を予定しているグレープブランデー(栗東・安田隆行厩舎)もそんな一頭。中3週というローテーションになるが、前走後にグリーンウッドトレーニング甲南馬事公苑(滋賀県)に放牧に出され、11月20日に栗東へ帰厩している。
そして先週の帰厩馬でなんといっても注目はゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎)。11月21日に吉澤ステーブルWEST(滋賀県)から栗東へ帰厩。予定されている有馬記念(12月23日・中山芝2500m)へ向けて調整が進められている。戻ってきてからも、好調のサインともいえる「舌越し」を見せており、今後の追い切りにも注目していきたい。
なお先週、ノーザンファームしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
11月20日
オクターブユニゾン
カフナ
グインネヴィア
グローリアスローズ
ジェラルド
ミッキードリーム
ロゼシャンパーニュ
11月21日
エアジェルブロワ
グランデアモーレ
ストリートハンター
スラストライン
ソーテルヌ
ナオミノユメ
ブレイズアトレイル
プントバンコ
ローゼンケーニッヒ
11月22日
インステイト
スターリットスカイ
ソラ
母バイラリーナ
11月23日
グランプリブラッド
グルーヴィクイーン
ゲンテン
サナシオン
ベルライン
ミラクレスト
母エポカブラヴァ
母ジェイズジュエリー
11月24日
スーニ
スピログラフ
フラゴリーネ