ワンクールキャット、現役引退

2004年09月30日 14:14

 現地時間29日、2歳G1を連勝し03年欧州最優秀2歳牡馬に輝いていたワンクールキャット One Cool Cat(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、アベイユドロンシャン賞(仏G1)に向けての調整中に左後脚の関節を骨折、現役を引退することになった。今後は米・ケンタッキー州のアシュフォードスタッド、もしくは愛・クールモアスタッドで種牡馬入りする予定。

 ワンクールキャットは父Storm Cat、母Tacha(その父Mr. Prospector)という血統。03年4月のデビュー戦は4着に敗れたものの、4連勝でフィーニクスS(愛G1)、ナショナルS(愛G1)を制し、03年欧州最優秀2歳牡馬に輝く。約8ヶ月ぶりの出走となった英1000ギニー(英G1)では1番人気に支持されたものの心房細動を発症し、ハーフド Haafhdの13着に大敗、続く愛インターナショナルS(愛G2)も5着と敗れたが、フェニックススプリントS(愛G3)で快勝し、約1年ぶりの勝利を挙げる。7月のナンソープS(英G1)では3着に惜敗、スプリントC(英G1)6着が最後のレースとなった。通算成績10戦5勝。

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