7番人気のヒロノエンペラー(牡、父マヤノトップガン、栗東・庄野)がセンスあふれる内容でデビューV。序盤はハナを切っていたが、向正面でレースが動いて3番手のインに控える形。それでも集中力を切らすことはなく、先に抜け出した9番人気のナガラセンプー(2着)をめがけて追い出すと、きっちり1馬身半とらえてゴールした。勝ちタイムは1分53秒9。さらに4馬身差の3着は10番人気のキョウワクリスタル。1番人気のショウリュウバイオは4着に敗れた。
藤岡佑は「ハナに行って物見をして他馬に迷惑をかけたのは申し訳なかったが、3角でまくられたが上手に走ってくれた。乗り込んでいたし、動きも良かった」と笑みを浮かべた。