24日、高知競馬場で行われた第34回金の鞍賞(2歳・ダ1400m・1着賞金27万円)は、レース序盤は3番手を追走していた西川敏弘騎手騎乗の1番人気マインダンサー(牡2、高知・別府真司厩舎)が、3コーナーあたりで積極的に動いて先頭へ。連れて中団に待機していた2番人気アラマサシャープ(牝2、高知・別府真司厩舎)がこれを目がけて浮上していくと、あとは後続を大きく引き離してゴールまで激しい追い比べとなり、一旦は交されたマインダンサーがまた最後にもうひと踏ん張りを見せて差し返し、最後はクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒3(不良)。
さらに6馬身差の3着に、中団待機から3〜4コーナーでポジションを上げた6番人気サハリ(牝2、高知・打越勇児厩舎)が入った。なお、3番人気サンラスカル(牝2、高知・別府真司厩舎)は10着に敗れている。
勝ったマインダンサーは、父フジキセキ、母ジャンヌバニヤン、その父フレンチデピュティという血統。高知転入後の4走は、3歳以上の馬と戦って掲示板を確保してきたが、前走初めての2歳戦で後続に8馬身差をつけて圧勝。1番人気に推されたここは叩き合いでの差し返しを見せて重賞初勝利。通算4勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆マインダンサー(牡2)
父:フジキセキ
母:ジャンヌバニヤン
母父:フレンチデピュティ
厩舎:高知・別府真司
通算成績:10戦4勝(重賞1勝)