好スタートから先手を取ったイルミナティがそのまま逃げ切り勝ち。メイショウサムソン産駒はこれが待望のJRA初勝利。(撮影:下野 雄規)
6日、中山競馬場で行われた6R・メイクデビュー中山(3歳新馬・芝2000m)は、最内1番枠から好スタートを決めて先頭に立った江田照男騎手騎乗の5番人気
イルミナティ(牝3、美浦・菊川正達厩舎)がゆったりとした流れに持ち込むと、最後の直線に向いても後続をさらに突き放し、中団待機策から唯一迫った1番人気
スーパーマダム(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)の追撃を3/4馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは2分4秒8(良)。
さらに4馬身差の3着に、ゴール前で最内を突いて脚を伸ばした3番人気
フォーナインキング(牡3、美浦・田村康仁厩舎)が入った。なお、2番人気
サクライスピラート(牡3、美浦・金成貴史厩舎)は5着に敗れている。
勝った
イルミナティは、父メイショウサムソン、母エヌティミラクル、その父フジキセキという血統。
父メイショウサムソンは、2006年皐月賞、日本ダービーの牡馬クラシック2冠、2007年天皇賞・春・秋連覇など重賞6勝を挙げた2012年度の新種牡馬。現役時代に皐月賞で制した中山芝2000mで、産駒が待望の初勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
イルミナティ(牝3)
騎手:江田照男
厩舎:美浦・菊川正達
父:メイショウサムソン
母:エヌティミラクル
母父:フジキセキ
馬主:
ディアレスト生産者:小島牧場