ソロルが直線での叩き合いを制しダートで2連勝(撮影:下野 雄規)
13日、中山競馬場で黒竹賞(3歳・500万・ダ1800m)が行われ、道中中団の外目で待機していたF.ベリー騎手騎乗の3番人気ソロル(牡3、栗東・中竹和也厩舎)が、4コーナーで徐々に前へと進出。直線向いても外から勢いよく脚を伸ばし、中団追走から伸びてきた1番人気クリソライト(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)と、連れて浮上してきた4番人気ロバーストナカヤマ(牡3、美浦・牧光二厩舎)との3頭での叩き合いをゴール前で制し、2着クリソライトに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒9(良)。
さらにクビ差の3着に、ロバーストナカヤマが入った。なお、2番人気ディーエスタイド(牡3、美浦・藤原辰雄厩舎)は7着に敗れている。
勝ったソロルは、父シンボリクリスエス、母ラバヤデール、その父サンデーサイレンスという血統。叔父ゴールドアリュールは、2003年フェブラリーSなどダートGI・4勝。
10月28日の新馬戦(東京・芝1800m)では1位入線も、進路妨害により10着に降着。2走目は5着。前走の未勝利戦(阪神・ダ1800m)で初めてダートに使われると、後続に4馬身差をつけて逃げ切り初勝利。ここは前回と一転の差し切り勝ちを披露して、ダート替わりで2連勝となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ソロル(牡3)
騎手:F.ベリー
厩舎:栗東・中竹和也
父:シンボリクリスエス
母:ラバヤデール
母父:サンデーサイレンス
馬主:サンデーレーシング
生産者:追分ファーム
通算成績:4戦2勝