19日、京都競馬場で行われた6R・メイクデビュー京都(3歳新馬・牝・ダ1400m)は、先手を奪った幸英明騎手騎乗の11番人気アルテミシア(牝3、栗東・藤沢則雄厩舎)がゴールまでその脚衰えず、道中2番手追走から直線向いて差を詰めてきた2番人気アンジュプリエール(牝3、栗東・橋口弘次郎厩舎)の追撃を受け止めて最後まで逃げ切り、3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分28秒0(稍重)。

　さらに1.3/4馬身差の3着に、中団追走からゴール前で馬群を捌いて浮上してきた6番人気ニホンピロオーロラ(牝3、栗東・作田誠二厩舎)が入った。なお、1番人気プリンセスムーン(牝3、栗東・安田隆行厩舎)はその後に遅れての4着、3番人気タガノレオーネ(牝3、栗東・池添兼雄厩舎)は9着に敗れている。

　勝ったアルテミシアは、父クロフネ、母エイシンアイノウタ、その父サンデーサイレンスという血統。半兄マイネルシーガルは、2007年富士S1着。

【勝ち馬プロフィール】
◆アルテミシア(牝3)
騎手：幸英明
厩舎：栗東・藤沢則雄
父：クロフネ
母：エイシンアイノウタ
母父：サンデーサイレンス
馬主：岡田牧雄
生産者：小河豊水