2日、中京競馬場でビオラ賞(3歳・500万・芝2000m)が行われ、前半ダッシュ一息で後方3番手からの追走となった松山弘平騎手騎乗の5番人気サンガヴィーノ(牡3、栗東・山内研二厩舎)が、3〜4コーナーでやや追っつけながら中団まで浮上。直線向いて外から一気に脚を伸ばすと、中団追走から直線先に抜け出しを図った1番人気カラフルブラッサム(牝3、栗東・鈴木孝志厩舎)を残り50mで捕らえて差し切り、最後は1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒2(良)。
さらに3馬身差の3着に、直線大外から追い込んだ6番人気ノースパストラル(牝3、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。なお、3番人気サトノプリンシパル(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は7着、2番人気クレスコモア(牡3、栗東・石坂正厩舎)は9着にそれぞれ敗れた。
勝ったサンガヴィーノは、父チアズブライトリー、母マイディアガビー、その父ヘクタープロテクターという血統。半兄ラニカイツヨシ(牡4、栗東・山内研二厩舎)は、2012年菊花賞・セントライト記念で5着。
自身はデビュー2走目、10月13日の未勝利戦(新潟・芝1600m)を3馬身差で完勝して以降、5戦して6着以下が続いていたが、最終週の荒れ馬場中京コースで一変の差し切りV。通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆サンガヴィーノ(牡3)
騎手:松山弘平
厩舎:栗東・山内研二
父:チアズブライトリー
母:マイディアガビー
母父:ヘクタープロテクター
馬主:シルク
生産者:前田牧場
通算成績:8戦2勝