8番人気のティアーモ(牝、父キングカメハメハ、栗東・藤岡健)が鮮やかな逃げ切り勝ち。内から先手を主張すると、5F通過1分2秒3という理想的なペースに。直線に向くと二枚腰を発揮し、2番人気アサクサティアラ(2着)の追撃を首差振り切ってデビュー戦を勝利で飾った。勝ちタイムは1分50秒7。さらに首差の3着には5番人気のゴールドテーラーが入った。なお、1番人気のアニマトゥールは外々を回る形がこたえて4着に敗れた。
藤岡佑は「返し馬の感触がよかったし、思い切って押してハナへ。最後まで一生懸命走ってくれました」と会心のVに笑顔。442キロと細身の牝馬だが「着差はわずかでもすごく反応が良かった。血統馬ですし、馬体が成長すればさらに」と将来性を高く評価した。
提供:デイリースポーツ