9日、阪神競馬場でゆきやなぎ賞(3歳・500万・芝2400m)が行われ、序盤は後方2番手を追走していた酒井学騎手騎乗の4番人気
トウシンモンステラ(牡3、栗東・村山明厩舎)が、3〜4コーナーで馬場の大外に持ち出されて直線へ。残り350mで後続との差を一気に詰めて追い込むと、同じく後方待機策から連れて伸びた2番人気
アドマイヤスピカ(牡3、栗東・松田博資厩舎)を最後は1.3/4馬身差突き離して優勝した。勝ちタイムは2分27秒5(良)。
さらにクビ差の3着に、中団待機策からゴール前で脚を伸ばした12番人気
ポセイドンバローズ(牡3、栗東・武田博厩舎)が入った。なお、1番人気
ジャングルパサー(牡3、栗東・山内研二厩舎)は6着、3番人気
セレブリティモデル(牝3、栗東・牧田和弥厩舎)は7着にそれぞれ敗れている。
勝った
トウシンモンステラは、父キングカメハメハ、母ピンクパピヨン、その父サンデーサイレンスという血統。昨秋の新馬戦(京都芝2000m)で差し切り勝ちを決め、その後の3走は2000m近辺に拘って出走。前走・共同通信杯でも勝ち馬
メイケイペガスターから0.6秒差6着と健闘しており、自己条件の2400mを選択したここはスタミナ溢れる走りで悠々と差し切ってみせて通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
トウシンモンステラ(牡3)
騎手:酒井学
厩舎:栗東・村山明
父:キングカメハメハ
母:ピンクパピヨン
母父:サンデーサイレンス
馬主:サトー
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:5戦2勝