メイショウマンボが末脚炸裂、一気の追込みで重賞初制覇/フィリーズR

2013年03月10日 18:05

川田将雅騎手騎乗のメイショウマンボが直線の坂を勢いよく駆け上がり、一気の追込みで重賞初制覇

 10日、阪神競馬場で「桜花賞トライアル」・フィリーズレビュー(3歳・牝・GII・芝1400m)が行われ、道中中団のインコースに待機していた川田将雅騎手騎乗の3番人気メイショウマンボ(牝3、栗東・飯田明弘厩舎)が、4コーナーを押して回り直線で外に持ち出されると、坂を勢いよく駆け上がっての残り60mで先行各馬をまとめて捕らえて差し切り、好位のインコースを追走して最後まで踏ん張った4番人気ナンシーシャイン(牝3、美浦・岩戸孝樹厩舎)以下に、1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分22秒1(良)。

 さらに1/2馬身差の3着は決勝線上で2頭が並んだが、外の11番人気ティズトレメンダス(牝3、栗東・佐山優厩舎)が僅かに出て先着し、この3頭が4月7日に行われる桜花賞(GI)への優先出走権を手にした。

 ハナ差及ばずの4着が、6番人気ノーブルコロネット(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)。なお、2番人気サウンドリアーナ(牝3、栗東・佐藤正雄厩舎)は、中団追走から伸びを欠いて7着、1番人気サンブルエミューズ(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)は、早め先行策も直線伸び脚なく11着に終わった。

 勝ったメイショウマンボは、父スズカマンボ、母メイショウモモカ、その父グラスワンダーという血統。年明け、OP特別の紅梅Sでレッドオーヴァルの2着とすると、前走・自己条件のこぶし賞では、牡馬を相手に差し切りV。桜花賞出走を確実なものにするべく挑んだここは、直線に向いてから自慢の末脚を見事に発揮し、本番への期待が膨らむ嬉しい重賞初勝利を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆メイショウマンボ(牝3)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・飯田明弘
父:スズカマンボ
母:メイショウモモカ
母父:グラスワンダー
馬主:松本好雄
生産者:高昭牧場
通算成績:5戦3勝(重賞1勝)

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