カジノドライヴ初年度産駒、母ラシルフィード(父サンデーサイレンス)の牝馬
兄姉に米国三冠競走のひとつ、ベルモントSの勝馬がいる良血カジノドライヴ(牡8歳、父マインシャフト)の初年度産駒が産声をあげている。
同馬は、米国のキーンランドセプテンバーセールの取引馬。外国産馬として日本に輸入され、3歳2月に藤沢和雄厩舎からデビュー。初戦を大差圧勝すると3きょうだいによるベルモントS制覇を目指して米国へ渡り、ピーターパンS(米G2、ダート9ハロン)を楽勝し、日本調教馬として初の米国ダートグレードレース制覇を成し遂げた。その後は勝利の女神から見放されたかのようなレースを続け、結局11戦4勝で引退。
2012年から社台スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度はケープリズバーン(TCK女王盃)などを含む200頭への種付を記録した。
写真は、1月26日に追分ファームで生まれた母ラシルフィード(父サンデーサイレンス)の牝馬。母はJRA5勝。従姉妹にレジネッタ(桜花賞)がいる。(撮影は生後約10日目)