ジェンティルドンナは23日にドバイへ到着してからも、順調な仕上がり具合を描いている。石坂師は「心配した輸送のダメージはなさそうだ」と、最大の難関としていた空輸を無事クリアして、胸をなで下ろした。
25日はオールウエザーコース(タペタ)をゆっくり1周した後に、芝を100mほど軽く流す調教メニュー。カリカリしたところはなく、環境の変化に戸惑っているそぶりは見せなかった。「あす(26日)は芝で脚慣らしをして、水曜(27日)に追い切りをします。(岩田)ジョッキーは乗らない予定です」と石坂師。今後の調整プランにも変更はなし。輸送を克服したことで、世界制覇へ大きく一歩前進した。
提供:デイリースポーツ