26日、JRAの平成16年度騎手免許1次試験が千葉県白井市の競馬学校で行われ、地方から6人、その他1人を含む23人が受験を行った。
公営所属騎手のJRA騎手免許試験は、岩田康誠騎手(30、園田・清水正厩舎)と、吉田稔騎手(35、愛知・宮本仁厩舎)が昨年に続いての受験。今年度限りで廃止が決定した宇都宮所属の内田利雄騎手(43、室井康雄厩舎)、高崎所属の水野貴史騎手(32、水野清貴厩舎)も受験。佐賀所属の鮫島克也騎手(41、手島勝厩舎)は、長男・良太君と共に親子で受験した。
また、自動車の
スピード違反で騎手免許を返還した西田雄一郎元騎手(30)も受験。96年の七夕賞(G3)を
サクラエイコウオーで制すなどJRA95勝を挙げた同騎手は、平成11年に引退後、ノーザン
ファーム空港牧場などで競走馬の育成に携わり、先日現役を引退した今年の日本ダービー馬キングカメハメハなどの調教を行っていた。来月下旬に1次試験の結果発表、来年2月8日に2次試験が行われる。