30日、東京競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1400m)は、吉田豊騎手騎乗の4番人気ニシノナースコール(牝2、美浦・尾形充弘厩舎)が、好位追走から内を突いて抜け出すと、外から追い込んだ3番人気バブルエスティームに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分23秒4(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気トーセンアダンが入り、圧倒的1番人気(単勝140円)に支持されたチアフルワールドはさらにクビ差の4着に敗れた。
勝ったニシノナースコールは、父ブライアンズタイム、母ノーブルドノール(その父ノーザンテースト)という血統で、従兄に今年の京都大賞典(G2)を勝ったナリタセンチュリー(牡5、栗東・藤沢則雄厩舎、父トニービン)がいる。ブライアンズタイム産駒はビッグタイガー(牡2)、エイシンリトルオー(牡2)に続いて今年のJRA2歳戦3頭目の勝ち上がりとなった。