30日、京都競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、佐藤哲三騎手騎乗の2番人気コスモラヴアゲイン(牡2、栗東・佐々木晶三厩舎)が、道中好位追走から直線半ばで先頭に立つと、ヤマニンパラダイス(阪神3歳牝馬S-G1)の仔で、1番人気に支持されたヤマニンアリエルの追撃を1.1/2馬身差抑え快勝した。勝ちタイムは1分10秒2(良)。さらにクビ差の3着に3番人気レヴリが入った。
勝ったコスモラヴアゲインは、父が新種牡馬のマイネルラヴ、母ボディラブ(その父キャロルハウス)という血統。同牝系からは95年函館3歳S(G3)を制したプラウドマン(牡11、父イクスクルシヴヌレイエフ)が輩出されている。マイネルラヴ産駒としては、小倉2歳S(G3)を制したコスモヴァレンチ(牝2、栗東・加用正厩舎)を筆頭に、8頭目の勝ち上がりとなった。