サトノキングリーがオツウをゴール寸前で捕らえて差し切り優勝
13日、阪神競馬場で、はなみずき賞(3歳・500万・芝1800m)が行われ、道中は中団のインコースを追走していたM.デムーロ騎手騎乗の5番人気サトノキングリー(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)が手応えよく直線に向いてくると、直線に向いて先に抜け出しを図った3番人気オツウ(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)をゴール寸前で捕らえて差し切り、最後はクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒8(良)。
さらにクビ差の3着に、直線内からしぶとく脚を伸ばした13番人気レコンダイト(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が入った。ゴール前で外から追い込んだ7番人気アドマイヤツヨシ(牡3、栗東・松田博資厩舎)は4着まで。
なお、2番人気マジェスティハーツ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)はこれらの争いから遅れての5着、1番人気ハッピーモーメント(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は伸び脚を欠いて6着にそれぞれ敗れている。
勝ったサトノキングリーは、父ダイワメジャー、母ファンジカ、その父Law Societyという血統。半兄ハイアーゲームは、2004年日本ダービー3着など重賞2勝。新馬戦でオルフェーヴルの全弟・リアンドファミユに競り勝った素質馬が、前走・毎日杯での6着などを経て、通算5戦目で2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆サトノキングリー(牡3)
騎手:M.デムーロ
厩舎:栗東・藤原英昭
父:ダイワメジャー
母:ファンジカ
母父:Law Society
馬主:里見治
生産者:社台ファーム
通算成績:5勝2勝