長い直線で末脚を爆発させる。府中の新馬戦を好内容で勝ち上がったロジプリンセスだが、中山のミモザ賞では脚を余す形で3着に敗れた。「しまいがしっかりしている馬。東京ならもっといい走りができるはず。今度は力を出し切ってほしい」と土谷助手は反撃へ闘志を燃やす。厩舎の評価はピカイチのディープインパクト産駒。「ここでも通用する」と息巻いた。
ここは落とせない一戦となる。前走後は間隔をあけ、2カ月ぶりの実戦となるテンシンランマン。「オークス狙いのローテーション。調整も順調にきていますよ。精神面、カイ食いも安定している」と本田助手はうなずく。2走前(2着)の勝ち馬カミノタサハラはのちに弥生賞1着、皐月賞4着。「強い相手と戦ってきたから」。牝馬同士なら地力は上位だ。
提供:デイリースポーツ