東京11Rのメトロポリタンステークス(4歳上オープン、ハンデ、芝2400m)は2番人気カフナ(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分24秒3(良)。1/2馬身差2着に4番人気クリールカイザー、さらに1馬身1/4差で3着に1番人気ノーステアが入った。
カフナは栗東・池江泰寿厩舎の5歳牡馬で、父キングカメハメハ、母ピンクパピヨン(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は20戦6勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 カフナ(戸崎騎手)
「乗りやすくて強い馬ですね。速い流れでしたが、この馬のペースでレースを進めました。ソラを使う馬ということを聞いていたんですが、早めに先頭に立っても外から馬が来るとまた伸びてくれました」
(池江泰寿調教師)
「今日は最後まで真面目に走ってくれましたね。前回は、負けたとは言え相手が強かったですから...。この馬にはまだまだ伸びしろがあります。先ほどオーナーと相談をして、次は目黒記念か鳴尾記念に向かうことになります」
2着 クリールカイザー(吉田豊騎手)
「うまく他馬の後ろにつけられて、折り合い良くレースを進められました。直線では前に出て行く感じだったんですが、相手もこっちがつっつくと伸びる感じで交わせませんでした。しかし、折り合い面の進境もありますし、これからもっと楽しみな馬だと思います」
3着 ノーステア(三浦騎手)
「勝ち馬をマークして行きました。最後は来ているのですが、もっと脚を使えるイメージでした。勝たせてあげなければいけなかったです」
4着 エタンダール(横山典騎手)
「休み明けとしてはいい内容でした。返し馬ではテンションが高かったですが、その後は落ち着いていました。大事に乗りすぎたかもしれません。もっと攻めて行っても良かったですが...。いい馬だと思います。スタミナ満点なタイプです」
5着 ロードオブザリング(北村宏騎手)
「出脚が良く、行きっぷりも良かったです。ジワッと自分で押し上げる形でよく頑張ってくれました」
6着 トップカミング(武士沢騎手)
「現状では頑張っています。道中は問題ないのですが、勝負どころでペースを上げようとすると反抗するようなところがあります。重賞でも2着に来ていますし、能力はあるのですが、そういう難しいところがありますね」
提供:ラジオNIKKEI