3日、名古屋競馬場で第19回東海クイーンC(3歳・牝・ダ1600m・1着賞金250万円)が行われ、1周目の正面スタンド前で2番手へと取り付いた児島真二騎手騎乗の3番人気ウォータープライド(牝3、愛知・塚田隆男厩舎)が、3コーナー手前から先頭並びかけると、その後も後続の追撃を許さずに最後まで余裕を持って押し切り、4番手追走から直線で脚を伸ばした1番人気ピッチシフター(牝3、愛知・川西毅厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分43秒0(良)。
さらに2馬身差の3着に、中団待機策から直線に向いてしぶとく伸びた6番人気アラマサシャープ(牝3、高知・別府真司厩舎)が入った。なお、2番人気ユーセイクインサー(牝3、愛知・倉地学厩舎)は4着に敗れている。
勝ったウォータープライドは、父マイネルラヴ、母キョウワセイラン、その父タイキシャトルという血統。地元牝馬の強豪が一堂に会したここは、前走・福山での若草賞(ダ1800m)を制した時と同じく、勝負所を早め先頭で乗り切る形で3歳春にして早くも重賞V4を達成。通算7勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ウォータープライド(牝3)
騎手:児島真二
厩舎:愛知・塚田隆男
父:マイネルラヴ
母:キョウワセイラン
母父:タイキシャトル
馬主:山岡良一
生産者:辻和明
通算成績:11戦7勝(重賞4勝)