7日、東京競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝2000m)は、O.ペリエ騎手騎乗の1番人気ナムラコウラン(牝2、美浦・畠山吉宏厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、内をついた3番人気マイネルアルドーレを1.1/2馬身差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは2分05秒9(良)。さらに1馬身差の3着には5番人気ライトスタッフが入った。なお、スズヨソニックは競走除外となっている。
勝ったナムラコウランは、父マーベラスサンデー、母テンザンナイーブ(その父スルーザドラゴン)という血統で、半兄に今年のダイヤモンドS(G3)を制したナムラサンクス(牡5、栗東・松永善晴厩舎、父サクラチトセオー)、伯母には91年サファイヤS(G3)を制したテンザンハゴロモ(牝16、父スルーザドラゴン)がいる。マーベラスサンデー産駒は10月31日のきんもくせい特別(2歳500万下)を勝ったカネサマンゲツ(牡2、美浦・久保田貴士厩舎)に続き今年のJRA2歳戦2頭目の勝ち上がりとなった。
5R・2歳新馬(ダート1400m)は、柴田善臣騎手騎乗の3番人気ソフトパワー(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が、好位追走から先に抜け出した2番人気ストームタイガーに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分27秒1(良)。さらに8馬身差の3着には10番人気ラルーナピエナが入った。
勝ったソフトパワーは、父アサティス、母トーシンチャーム(その父ジェイドロバリー)という血統で、3代母は76年桜花賞、オークスを制したテイタニヤになる。アサティス産駒はダッシングハニー(牝2、美浦・伊藤圭三厩舎)に続き、今年の2歳戦2頭目の勝ち上がり。