18日、京都競馬場でメルボルンT(3歳・500万・芝2400m)が行われ、スタートから積極果敢に先手を奪った四位洋文騎手騎乗の5番人気ヒルノドンカルロ(牡3、栗東・昆貢厩舎)が道中マイペースの逃げに持ち込むと、直線に向いてもその脚衰えることなく最後まで押し切り、3番手追走から粘り込んだ7番人気メイショウイマワカ(牡3、栗東・南井克巳厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒2(良)。
さらにクビ差の3着に、ゴール前で外から追い込んだ2番人気マウイノカオイ(牡3、栗東・村山明厩舎)が入った。なお、3番人気スペキュレイター(牡3、栗東・木原一良厩舎)は伸び脚を欠いて5着、1番人気ダンツクロノス(牡3、栗東・山内研二厩舎)は3〜4コーナーで後退し8着にそれぞれ敗れている。
勝ったヒルノドンカルロは、父マンハッタンカフェ、母ウェルカムフラワー、その父エルコンドルパサーという血統。4月14日の未勝利(阪神ダ1800m)で初勝利を挙げ、前走は京都新聞杯に挑戦して10着に敗れていたが、自己条件の今回は積極策も実って2勝目を飾った。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヒルノドンカルロ(牡3)
騎手:四位洋文
厩舎:栗東・昆貢
父:マンハッタンカフェ
母:ウェルカムフラワー
母父:エルコンドルパサー
馬主:ヒルノ
生産者:酒井秀紀
通算成績:7勝2勝