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日本ダービー・目黒記念、重賞レース展望・見どころ

2013年05月20日 13:56

2013年皐月賞、ゴール前叩き合うロゴタイプ、エピファネイア、コディーノ(撮影:下野雄規)

 中央競馬は今週、いよいよ2013年の「ダービーウィーク」へと突入する。週末の平地重賞レースは、26日(日)の「東京10R」で行われるサラブレッドの頂上決戦・日本ダービーと、同日の「東京12R」で行われる伝統のハンデ重賞・目黒記念が行われる。各レースに出走を予定している、主な有力馬は以下の通り。

■5/26(日) 日本ダービー(3歳・GI・東京芝2400m)
 ロゴタイプ(牡3、美浦・田中剛厩舎)は、2歳王者として迎えた年明けのスプリングS、皐月賞では他馬との差を見せつけるように抜け出し、世代トップの走りアピールし続けている。ダービーを迎えるにあたっての歩みは、まさしく順風満帆。世代屈指の実力をいかんなく発揮し、目前に迫ったクラシック2冠獲得を狙う。今回の鞍上は、C.デムーロ騎手。

 エピファネイア(牡3、栗東・角居勝彦舎)は、2歳時にラジオNIKKEI杯2歳Sを無傷の3連勝で制し、年明け初戦の弥生賞では1番人気で4着に敗退。主戦の福永祐一騎手に戻った本番の皐月賞では、厳しい外枠や掛かり癖もどうにか克服して2着に入り、世代のトップクラスの力を改めて証明した。母シーザリオが制した東京2400mの舞台で、逆転を窺う。

 コディーノ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は、2歳時に中距離重賞を2勝するなど、早くからこの世代の一線級として走り続けてきた。朝日杯FS2着、弥生賞3着、皐月賞3着と当初期待されたほどの結果を残せずにいるが、東スポ杯2歳Sでは後続に影をも踏ませず圧勝した東京コースに替わり、新コンビ・C.ウィリアムズ騎手を配して一世一代の走りが期待される。

 キズナ(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)は、年明け初戦の弥生賞で5着に敗れると、その後は目標をダービー1本に切り替える形に。毎日杯、京都新聞杯と地元関西での豪快な追込み2連発を披露し、誰もが認める「ダービー候補」に昇り詰めた。いよいよ迎える頂上決戦は、強い皐月賞組を呑み込めるかが最大の焦点となる。

 マイネルホウオウ(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)は、スプリングSでは3着に入りで皐月賞への権利を獲得するも、当面の目標としていたマイル路線へ。それが奏功し、感動的なNHKマイルC制覇へと繋がった。3歳マイル王に就いたことで、一生に一度のダービーに緊急参戦でどれだけやれるか。

 ヒラボクディープ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)は、ダービートライアル・青葉賞を制した。後方各馬がけん制し合うような流れが味方した感は否めないが、先行力と切れ味を兼ね備えるディープインパクト産駒だけに、本番でも食い込みなるか。

 その他、2006年のダービー馬メイショウサムソン産駒のサムソンズプライド(牡3、美浦・杉浦宏昭厩舎)や、藤沢ブランド第2の矢レッドレイヴン(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)など、年に1度のサラブレッド頂上決戦は、第80代の王者を決めるメモリアルダービー。発走は15時40分。

■5/26(日) 目黒記念(4歳上・GII・東京芝2500m)
 アドマイヤラクティ(牡5、栗東・梅田智之厩舎)は、ダイヤモンドSを制し、前走・天皇賞・春はゴールドシップに先着しての4着で、充実一途の5歳春シーズンを迎えている。ハンデとの兼ね合いにはなるが、GIIのメンバーなら当面の主役候補か。

 タッチミーノット(牡7、美浦・柴崎勇厩舎)は、年明けの中山金杯を制して重賞初制覇を飾った。その後も人気にこそ応えられていないが、中山記念4着、日経賞4着といずれも上位馬と差のないレースで大崩れなく走れている。昨秋の毎日王冠で3着とした東京コースでさらなる上積みを狙う。

 ルルーシュ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)は、昨秋の同距離重賞・アルゼンチン共和国杯で好位追走から抜け出し、好タイムで完勝した。有馬記念、AJCCでは、期待された以上の走りはできなかったが、これまで5戦4勝、2着1回と超得意とする東京コースに戻っての巻き返しが期待される。

 デスペラード(牡5、栗東・安達昭夫厩舎)は、芝の長距離路線に転向後、万葉S1着、阪神大賞典で2着、前走・天皇賞・春でも強い相手に9着と、自らの競馬に徹してまずまずの健闘を見せている。末脚を生かすタイプでもあり、直線の長い東京コースでの再浮上を目論む。

 カポーティスター(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は、年明けの日経新春杯で重賞初制覇を飾り、日経賞では天皇賞馬フェノーメノを相手に2着。前走は厳しい展開に巻き込まれて惨敗に終わったが、GIIともなればやはり侮れない存在となる。

 その他、東京芝2400mのメトロポリタンSを制して3戦連続連対中のカフナ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)や、条件戦回りでの地力強化が実りつつあるクリールカイザー(牡4、美浦・相沢郁厩舎)、ダービーデーの大歓声を味方に粘り込みを狙うネコパンチ(牡7、美浦・星野忍厩舎)など、中・長距離路線の実力馬が揃った一戦は、日曜の「最終12R」で争われる。発走時刻は17時00分。

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