22日、川崎競馬場で第5回川崎マイラーズ(3歳上・ダ1600m・1着賞金1200万円)が行われ、道中は中団のインコースに待機していた御神本訓史騎手騎乗の1番人気スマートジョーカー(牡6、船橋・川島正一厩舎)が、4コーナーで外に持ち出されて徐々に先団へと接近。直線に向いて、2番手追走から早め先頭に立った2番人気ピエールタイガー(牡5、大井・荒山勝徳厩舎)を残り100mで勢いよく捕らえて差し切り、最後は2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒0(稍重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に、早めに動いて粘り込んだ3番人気クラーベセクレタ(牝5、船橋・川島正行厩舎)が入った。
勝ったスマートジョーカーは、父サウスヴィグラス、母チアリーダー、その父アサティスという血統。通算26戦目にして初の重賞挑戦だったが、道中インでじっくりと脚を溜めると、直線に向いては実力馬2頭をあっさりと捕らえて嬉しい重賞初制覇。昨年6月の緑風特別(浦和1500m)以来続く連勝を8に伸ばし、通算17勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆スマートジョーカー(牡6)
騎手:御神本訓史
厩舎:船橋・川島正一
父:サウスヴィグラス
母:チアリーダー
母父:アサティス
馬主:大川徹
生産者:グランド牧場
通算成績:26戦17勝(重賞1勝)