14日、京都競馬場で行われた3R・2歳未勝利(芝1800m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)アドマイヤコング(牡2、栗東・橋田満厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと、先に抜け出した2番人気ホーマンラフィットを2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分50秒0(良)。さらに1馬身差の3着には8番人気サンエムトラストが入った。

　勝ったアドマイヤコングは、父サンデーサイレンス、母カタリスト(その父Sadler's Wells)という血統で、半姉にJRA現3勝のウェルシュステラ(牝5、美浦・高市圭二厩舎、父Zafonic)、全姉にローズS(G2)4着のヒカルドウキセイ(牝3、美浦・栗田博憲厩舎)がいて、近親には今年の英1000ギニー(英G1)2着馬サンドロップ Sundrop(牝3、英・S.ビン・スルール厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。10月17日のデビュー戦(京都・芝1600m)は、1番人気で4着に敗れていた。通算成績2戦1勝。