14日、東京競馬場で行われた赤松賞(2歳牝500万下・芝1600m)は、柴田善臣騎手騎乗の1番人気ジェダイト(牝2、栗東・池江泰郎厩舎)が、道中2番手追走から4角で先頭に並び掛けると、好位から伸びた2番人気フェリシアに3/4馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分36秒1(良)。さらに1馬身差の3着に直線追い込んだ3番人気ラドランファーマが入った。
勝ったジェダイトは、父サンデーサイレンス、母は90年カルヴァドス賞(仏G3)を制したグリーンポーラ(その父Nijinsky)という血統。半姉にはJRAで4勝を挙げたケープリズバーン(牝9、父Bering、TCK女王盃-交流G3)、JRA5勝を挙げたリビングデイライツ(牝7、父フジキセキ)がおり、叔父はデューハーストS(英G1)を制したアルハース Alhaarth(牡11、父Unfuwain)で、牝系は仏2000ギニー(仏G1)を制したグリーンダンサー Green Dancer(父Nijinsky)と同じ一族。8月28日のデビュー戦(札幌・芝1200m)はケイアイブーケの2着に惜敗するも、9月18日の2戦目(札幌・芝1200m)を快勝。前走の札幌2歳S(G3・芝1800m)は4着に敗れていた。通算成績は4戦2勝。