出遅れから巻き返し、イスラボニータ(右)が新馬勝ち。フジキセキ産駒は新馬戦連勝となった(撮影:下野雄規)
2日、東京競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1600m・12頭)が行われ、スタートで出遅れて中団やや後方グループを追走していた蛯名正義騎手騎乗の2番人気イスラボニータ(牡2、美浦・栗田博憲厩舎)が、4コーナー手前で少し気合を付けられると、直線に向いて残り400mでは馬ナリのままで外からあっさりと先頭に立って抜け出し、中団待機策からゴール前で脚を伸ばした7番人気パーリーシェル(牝2、美浦・国枝栄厩舎)に最後は1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒9(良)。
さらに1/2馬身差の3着に、3番手追走から粘り込んだ3番人気モントボーゲン(牝2、美浦・牧光二厩舎)が入った。なお、1番人気ボーンレジェンド(牝2、美浦・田島俊明厩舎)は伸び脚見られず9着に敗れている。
勝ったイスラボニータは、父フジキセキ、母イスラコジーン、その父Cozzeneという血統。
【勝ち馬プロフィール】
◆イスラボニータ(牡2)
騎手:蛯名正義
厩舎:美浦・栗田博憲
父:フジキセキ
母:イスラコジーン
母父:Cozzene
馬主:社台レースホース
生産者:社台コーポレーション白老ファーム