サクラプレジデント、屈腱炎で現役引退

2004年11月19日 16:54

 19日、今年の中山記念(G2)を制し、前走の天皇賞・秋(G1)では14着に敗れていたサクラプレジデント(牡4、美浦・小島太厩舎)が、左前浅屈腱炎を発症していることが判明した。現時点で最低9ヶ月以上の休養を要することから、現役を引退することになった。今後は種牡馬入りするが、繋養先など詳細は未定。

 サクラプレジデントは、父サンデーサイレンス、母セダンフォーエバー(その父マルゼンスキー)という血統。伯父にサクラチヨノオー(日本ダービー-G1)、サクラホクトオー(朝日杯3歳S)、サクラトウコウ(七夕賞-G3)がいて、牝系は名門スワンズウッドグローヴ系。02年8月のデビュー戦(札幌・芝1200m)を制すと、続く札幌2歳S(G3)で重賞初制覇。朝日杯FS(G1)2着で02年シーズンを終え、03年はスプリングS(G2)2着から始動。皐月賞、日本ダービー(共にG1)ではネオユニヴァースの2着、7着に敗れるも、札幌記念(G2)を制し重賞2勝目を飾る。菊花賞(G1)9着、ジャパンC(G1)14着に敗れるも、今年初戦の中山記念をレコード勝ちで制していた。前走の天皇賞・秋(G1)14着後は、21日のマイルCS(G1)に登録していたが、体調が整わず回避していた。通算成績12戦4勝(重賞3勝)。

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