好スタートから先手を奪った7番人気の伏兵ダンツキャノン(牡、父タニノギムレット、栗東・谷)が、前半3Fを36秒9のスローペースに落とし、直線は迫る各馬の追撃を完封。見事に初陣を飾った。勝ちタイムは1分24秒7。3/4馬身差の2着は6番人気のルイカズマ、さらに首差の3着には2番人気のケイティーズスターが入り、3連単は12万4420円の波乱となった。なお、1番人気のクールオープニングは直線で伸びを欠き、6着に敗れた。
藤田は「ゲートは遅いと聞いていたが、ポンと出てくれた。まじめな馬で追ってからもしっかりしていた」。谷師は「もう少し長い距離を使いたい。一度休ませて北海道でも」と話しており、今後は札幌2歳S(8月31日・函館)を目標に調整される見通しだ。
提供:デイリースポーツ