21日、京都競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1200m)は、武豊騎手騎乗の3番人気アドマイヤレグノ(牡2、栗東・橋田満厩舎)が、中団待機から直線外に持ち出すと、先に抜け出した2番人気アイアムリーサムをクビ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分13秒8(稍重)。さらに2.1/4馬身差の3着に9番人気チャームダイヤが入った。
勝ったアドマイヤレグノは、父が新種牡馬スキャターザゴールド(その父Mr.Prospector)、母クイーンジャガー(その父Silver Hawk)という血統。半姉に現1勝のアドマイヤドレス(牝3、栗東・橋田満厩舎、父スピニングワールド)がいて、同牝系からは今年の菊花賞(G1)2着馬ホオキパウェーブ(牡3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎、父カーネギー)が出ている。スキャターザゴールド産駒は、スズカブルーム(牝2、美浦・伊藤圭三厩舎)に続き2頭目の勝ち上がり。
京都6R・2歳500万下(芝1400m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気マルカジーク(牡2、栗東・北橋修二厩舎)が、中団待機から直線外に持ち出すと、好位から伸びた6番人気コスモマーベラスを1.1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分22秒8(良)。さらにハナ差の3着には2番人気アドマイヤサプライが入った。
勝ったマルカジークは、父サンデーサイレンス、母が99年クリスタルC(G3)2着のエターナルビート(その父Pentelicus)という血統。伯父に97年シリウスS、98年中京記念(共にG3)を制したトーヨーレインボー(牡10、父Deputy Minister)、伯母にシャロン Charon(父Mo Exception、CCAオークス-米G1)がいる。9月25日のデビュー戦(阪神・芝1400m)では、ライラプス(牝2、栗東・松田国英厩舎)から3馬身差の2着、続く2戦目(京都・芝1800m)は1番人気で2着に敗れたが、10月23日の前走(京都・芝1200m)を1番人気に応え快勝していた。通算成績4戦2勝。