22日、佐賀競馬場で第1回夏至賞(3歳上・ダ1400m・1着賞金40万円)が行われ、道中中団を追走していた吉田順治騎手騎乗の4番人気リアリーザワールド(牡5、佐賀・松島寿厩舎)が3〜4コーナーで先団へ接近すると直線に向いて抜け出し、ゴール前一気の伸び脚で迫った2番人気ウルトラキング(牡4、佐賀・真島元徳厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分30秒8(重)。
さらにクビ差の3着に、3番人気バルチクリッジ(セン5、佐賀・山田義人厩舎)が入った。なお、1番人気オリンポス(牝3、佐賀・東真市厩舎)がは7着に敗れている。
勝ったリアリーザワールドは、父ネオユニヴァース、母パワーオブフェイス、その父オジジアンという血統。2010年11月にJRAでデビューし8戦して未勝利。2011年11月から浦和に転厩して2勝を挙げ、今年の3月からは佐賀に活躍の場を求めていたが、当地7走目での初勝利が嬉しい重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆リアリーザワールド(牡5)
騎手:吉田順治
厩舎:佐賀・松島寿
父:ネオユニヴァース
母:パワーオブフェイス
母父:オジジアン
馬主:吉岡泰治
生産者:増本牧場
通算成績:29戦3勝(JRA8戦0勝、重賞1勝)