道中後方に位置していた4番人気のピオネロ(牡、父ネオユニヴァース、栗東・松永幹)が、上がり33秒4の抜群の瞬発力を繰り出し差し切り勝ち。素質馬そろいの新馬戦を見事に制した。勝ちタイムは1分52秒8。3/4馬身差の2着には最内をうまく立ち回った2番人気のレッドラヴィータ。さらに半馬身差の3着には中団から脚を伸ばした6番人気のカレンヴィットリアが入った。なお、1番人気に推されたヴァンクウィッシュは先手を奪うも直線の粘りを欠き4着に敗れた。
蛯名は「気性的に危ういところがありそうなので、今後そのあたりがうまくいけばいいね。すごくいい馬で素質を感じるよ」と高い評価を与えていた。次走は未定で、滋賀県のノーザンファームしがらきへ放牧に出される。
提供:デイリースポーツ