赤レンガ記念・門別、重賞連勝を果たしたスーパーパワー
4日、門別競馬場で第50回赤レンガ記念(3歳上・ダ1800m・1着賞金200万円)が行われ、道中は後方に待機していた桑村真明騎手騎乗の1番人気スーパーパワー(牡8、北海道・角川秀樹厩舎)が3〜4コーナーで大外から先団へと接近すると、直線に向いて残り200mで先に抜け出した4番人気カネマサゴールド(セン6、北海道・堂山芳則厩舎)を勢いよく捕らえて差し切り、最後は2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒9(重)。
さらに4馬身差の3着に、2番人気バルーン(牡6、北海道・林和弘厩舎)が入った。なお、3番人気モエレビクトリー(牡7、北海道・田中淳司厩舎)は5着に敗れている。
勝ったスーパーパワーは、父スキャターザゴールド、母クチブエ、その父アサティスという血統。前走・星雲賞(門別2000m)で、大井所属時代の2年3か月ぶりの重賞制覇を果たしたが、ここも同様に最後の直線では「別格」を思わせる力強い差し脚を披露して4度目の重賞制覇。通算17勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆スーパーパワー(牡8)
騎手:桑村真明
厩舎:北海道・角川秀樹
父:スキャターザゴールド
母:クチブエ
母父:アサティス
馬主:(有)グランド牧場
生産者:元茂義一
通算成績:49戦17勝(JRA4戦0勝、重賞4勝)