28日、高知競馬場で行われた珊瑚冠賞(3歳上、ダート1900m・1着賞金70万円)は、鷹野宏史騎手騎乗の1番人気ナイキアフリート(牡8、高知・田中譲二厩舎)が、逃げた3番人気ストロンボスをアタマ差し切り優勝した。勝ちタイムは2分09秒7(良)。さらに3/4馬身差の3着に2番人気イブキライズアップが入った。
勝ったナイキアフリートは、父アフリート、母ブレイブウーマン(その父ブレイヴェストローマン)という血統。半兄にコクトジュリアン(クリスタルC-G3)、ブラボーグリーン(京阪杯-G3)がいる。98年に美浦・古賀史生厩舎からデビューし、ブラッドストーンS(1600万下)などJRAで6勝を挙げ、03年に大井・高橋三郎厩舎に移籍。しかし、南関東では1勝も挙げられず今年9月のさきたま杯(交流G3)9着後に、高知・田中譲二厩舎に移籍。高知移籍後3連勝で重賞初制覇を飾った。通算成績は52戦9勝(うちJRA29戦6勝)。